鳴門の渦潮とは、どんな場所?
鳴門の渦潮(うずしお)は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある「鳴門海峡」で発生する、世界的にも有名な自然現象です。特に「大潮(おおしお)」の時期には、渦の直径が最大で20メートルにも達し、そのダイナミックな姿を求めて国内外から多くの観光客が訪れます。
渦潮が発生する仕組み
鳴門海峡は、瀬戸内海と紀伊水道をつなぐ非常に狭い海峡で、潮の干満により最大時速約20km(10ノット)にも達する激しい潮流が生まれます。瀬戸内海と太平洋側で潮位に差があるため、その水位差を埋めるように一気に大量の海水が流れ込むことになり、その過程で複雑な渦が形成されます。特に潮位差が大きくなる満潮・干潮前後の1日2回、渦が最も活発になります。
見ごろの時期・時間帯
渦潮は毎日発生しますが、以下の条件のときに特に見ごたえがあります:
大潮の時期(満月・新月の前後数日)
満潮・干潮の前後約1時間(最も潮流が速くなる)
**春(3~4月)や秋(9~10月)**は観光にも最適な気候
観潮のベストタイムは日によって変わるため、事前に鳴門市観光協会などの「渦潮潮見表」を確認するのが確実です。
渦潮の見方(観潮の方法)
観潮船(遊覧船)から間近に見る
渦のすぐ近くまで接近できる迫力満点の方法。2種類あり:
「うずしお観潮船(大型船)」:安定した船体でゆったり観賞
「わんだーなると(小型高速船)」:渦の近くまで迫るスリリングな体験
大鳴門橋の遊歩道「渦の道」から見下ろす
橋の下に設けられた全長450mの遊歩道で、海面から約45mの高さから渦を真上から観察できます。床にはガラス張りの箇所もあり、スリルも味わえるスポットです。
鳴門公園・千畳敷などの展望台から眺める
鳴門海峡全体を一望でき、渦潮を含めたダイナミックな海峡の流れを俯瞰できます。写真撮影に向いています。
補足:渦潮の豆知識
世界三大潮流のひとつ(他はカナダのセイモア海峡、イタリアのメッシーナ海峡)
観潮船の運航や渦潮の大きさは気象条件や潮汐に大きく左右されます
時間を合わせて行けば、自然が創り出す芸術のような瞬間を間近で体験できます。興味があれば、旅の前に渦潮カレンダー(潮見表)をチェックして、最適な時間に訪れるのがおすすめです。
アクセス方法と地図
電車・バスでのアクセス / 車でのアクセス
JR「鳴門駅」からバスで約25分「鳴門公園」下車。
地図
住所: 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦(鳴門公園周辺)


